鉄には動物性のヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があります。レバーや牛肉のような動物性のヘム鉄は吸収率が良く、妊娠に必要な食材となります。カロリーは気になるから肉を避けている方には砂肝をお勧めします。最近、栄養面談をする中で砂肝によってHbが上がっている方をお見受けします。ほかの内臓も鉄分を多く含みます。肉類が不得意な方は納豆を1/2パック毎日食べることで効果があると思います。
鉄には動物性のヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があります。レバーや牛肉のような動物性のヘム鉄は吸収率が良く、妊娠に必要な食材となります。カロリーは気になるから肉を避けている方には砂肝をお勧めします。最近、栄養面談をする中で砂肝によってHbが上がっている方をお見受けします。ほかの内臓も鉄分を多く含みます。肉類が不得意な方は納豆を1/2パック毎日食べることで効果があると思います。
妊娠に必要な栄養素の2つ目は鉄分です。
体の中の鉄分を知る検査項目は次の3つです
1、ヘモグロビン
2、ヘマトクリット
3、フェリチン
鉄が少なくなると貧血、手足の冷え、頭痛、肩こり、疲れやすい、息切れなどがあります。また、肌荒れ、シミ、口内炎の原因になることもあります。フェリチンは通常の血液検査項目ではありません。不妊の場合、このフェリチンが少ないといわれています。貧血を克服して妊娠しやすい体質を作りましょう。次回は貧血を解消するための食材についてお話します。
私たちの体はすべて食べるものから作られています。特にたんぱく質は血液、筋肉、内臓、ホルモン、神経などを作ります。低蛋白がひどくなると栄養失調になります。コレステロールは高すぎると動脈硬化を進めてしまいますが、細胞膜を作ったり、女性ホルモンを作るため少ないと月経不順、無排卵、不妊につながります。妊娠体質にするためにはコレステロールとたんぱく質を一緒に取ることが重要です。
卵子の老化を止めることはできませんが老化のスピードを落とすことはできます。卵子のアンチエイジングの秘訣は栄養素のバランスにあります。貧血ではありませんか?極度の貧血の場合は子宮に問題がある場合もありますので産婦人科で検査をすることをお勧めします。また、冷え症、疲れやすいという体調の悪さの原因に栄養不足があります。毎食ご飯を茶碗1杯かパン8枚切り2枚、麺を一人分くらいは食べてますか?エネルギーになる素がなければ体は温まりません。疲れやすいというのは車でいうガス欠ということになります。まず炭水化物は夕食を除いてしっかり食べましょう!